この度、公益財団法人南砺幸せ未来基金は南砺市における
令和6年度(2024 年度)新規就農者アンケートと
新規就農者うち、中断した方へのヒアリングを実施しました。
以下そのご報告です。
報告書pdf
[調査概要]
新規就農者の方々への効果的な支援策を検討するために、令和 5 年に南砺市で新規
就農をされた方を対象にアンケートを郵送し、返送及びインターネット回答により回収した。調査期間は2024 年 10 月 31 日(木)~11 月 13 日(水)で、8人(オンライン 4 名、紙 4 名)名の方が回答。
また、過去 10 年以内の新規就農者のうち、中断者の方へのヒアリングを実施。(2事例)
[主な結果]



[総括]
≪支援の必要性の検討≫
① 営農の課題
「人材不足」に対する課題感が強くみられる。
経営面や資金面での困難さは、「販路・販売」「設備の充実」等からもうかがえる
② 相談に関する項目では、(内容は限定的かもしれないが)誰かしらの相談相手がいる状況
が伺える結果となった。
③ 地域住民との関係性における困りごと
あり:なし(62%:38%)あると答えた方は 6 割を超えるが、ほとんどの方が「地権者と
のコミュニケーション」を挙げている。
今回のアンケート調査から、南砺市内において新規就農をした方々が、今後も農業を継続する
ための「支援のポイント」として以下が考えられる。
① 属性の多様化
→丁寧なヒアリングが有効
② 経営面での課題の変化をとらえた支援
→外部環境の影響を強く受けていることが想定(経費の高騰、人材不足)
→経営面(販売・販路)、資金繰り
③ 地域のとの関係構築支援
「地権者とのコミュニケーション」等、移住者や若手の方には、対応が難しい。
→具体的な仲立ちがあることが有効ではないか。
[新規就農者のうち、中断者へのヒアリング]

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